お名前書き/お名前書き2【ほいらく園-20】

お母さん、新しいのあちゃんとりのくんの服やオムツを机の上にどさっ。 お母さん「新しい服買ったし、一気にお名前書きしちゃおっかな」 お母さん「あなたはオムツに名前スタンプお願いね」 お父さんにテキパキと指示を出します。 お父さん「はーい」 お父さんが、いつも思っていることを言いました。 お父さん「園に持って行く物は、細かい物まで全部名前書かないといけないんだよね〜」 オムツの他に、クレヨンやお弁当箱、シャツ、靴下などなど思い浮かべます。 お父さん「結構大変…」 お母さんの顔色が変わります。 お母さん「それをしないと保育士がもっと大変だからね…」 保育士のお母さんはボソッと呟きました。 お父さん「お名前書き、頑張ります！」 お母さんには逆らえないお父さんでした。

今日はお父さんが子ども2人を保育園に連れて行きます。 お父さん「お母さんはああ言ってたけど、お名前書きってそんなに重要なのかな…」 保育園に持って行く物に名前を書く必要性にまだ疑問に思っているお父さん。 りのくんを抱っこして、のあちゃんも連れて、保育園に着きました。 お父さん「おはようございまーす！」 ずらーっと靴が並ぶ靴箱見ると、 お父さん「同じ靴、めっちゃ多い！」 お部屋の中の子どもたちがお絵かき中なのを見て、 お父さん「クレヨン　混ざってる！」 またある子は、お着替え袋から服を出したり、オムツを投げて遊ぶ子も、、 先生「オムツ投げたらだめよ〜っ」 お父さん、やっと理解しました。 これからもお名前書き頑張ろうと心に決めたお父さんでした。